「やさしい日本語」は医療でも大活躍!
「やさしい日本語」は病院など医療の現場でも大活躍です!
体や心の調子を崩して病院に行く時は、とても不安な気持ちになりますよね。
しかも、日本語ネイティブではない外国人の方の場合は、
体調の不安に加えて「言葉が通じない」という不安もあるため、
日本語ネイティブの人の何倍も心理的負担が大きいと思います。
「自分の症状をうまく伝えられるかな…」
「お医者さんや看護師さんの説明がちゃんと分かるかな…」
そんな時、「やさしい日本語」の「はさみの法則」を使った
わかりやすい説明があったら、どれだけ安心できるでしょうか。
さらに、「やさしい日本語」は外国人の方々だけでなく、
ご高齢の方、聴覚を使わない方、会話にさまざまな困難を抱える方など、
いろんな方とのコミュニケーションを促すことができる有効なツールです!
【医療×「やさしい日本語」研究会】のご紹介
病院で働く医療従事者の皆様にとっては、
「どのように「やさしい日本語」で伝えればいいのか」という不安もあるかもしれません。
そんな皆様に、「医療×「やさしい日本語」研究会」という団体をご紹介します!
この団体は「やさしい日本語」を医療従事者に広げることを目的に作られました。
病院で使える「やさしい日本語」の教材を作成したり、セミナーを行なったりしているそうです。
セミナーの情報や教材がホームページに記載されていますので、ぜひご覧ください!

また、この研究会はYouTubeの動画教材も作っています。
病院でのコミュニケーションに使える「やさしい日本語」のYouTube教材です。
受付、検査、入院の時など、いろいろな場面の動画があります。
そして、まずやさしい日本語ではない日本語の例を紹介してから、
やさしい日本語に変えた会話を紹介しているので、実践しやすいと思います!
とても素晴らしいツールです(*^-^*)
まずは「はさみの法則」に慣れていきましょう!
この教材では、「やさしい日本語」の様々なルールを紹介してくださっています。
これらを実践できれば、誰にとっても「やさしい日本語」になると思います!
ただし、ご紹介されているルールを一度に覚えて使うのは難しいと思います。
ですから、まずは「はさみの法則」に慣れること。
これを目標にすると、日々の会話でもトレーニングしやすいと思います。
慣れてきたら、少しずつ他のルールも守っていくといいと思います。
大切なのは、使い続けて慣れていくこと。
そして、目の前の相手に伝わる言葉にすること。
ルールが全てではありません。そして正しい答えも一つではありません。
目の前の相手とコミュニケーションしながら、
相手にとっての「やさしい日本語」を見つけていきましょう!
外国人ママの妊娠・出産のサポートに!お役立ちツール

外国ルーツのママさんやパパさんと関わる方々へ!
NPO法人Mother’s Tree Japanさんが開発した
とても素敵なお役立ちツールがあります!
「指差しお産ボード(ママ用・病院用)」です。
このボードはイラストと多言語で用語が示してあり、
指差してコミュニケーションできるようになっています。
私はこの指差しお産ボードの「やさしい日本語」版を
作成させていただきました。
無料でダウンロードできます!
詳しくはこちらをご覧ください。
医療従事者の皆様へのメッセージ
皆さんの健康をいつも最前線で守ってくれる医療従事者の皆様。
私もこれまで何度もお世話になりました。
皆様がいてくださったから、今私はこうして元気でいられます。
皆様の努力とサポートに心から感謝しています。
皆様に少しでも何かお返しをしたい…、そういう想いを持っています。
これからも、「やさしい日本語」講師として、
医療従事者の皆様のお役に少しでも立てれば嬉しいです。
Stand fmラジオでも配信中!
「医療×やさしい日本語」については、私のStand fmでもシリーズでお伝えしています。
このシリーズは今後も配信していきます!お楽しみに~(*^-^*)




「やさしい日本語」の概要についてはこちらをご覧ください。